動画を撮ってみました。
相変わらず、大☆近☆所☆迷☆惑☆
ノリ的には某アメリカの高校生の「紫色のプラズマが見られてサイコーだぜ!!」な感じw
まだいける、まだいける、とついつい燃料コックを開いてしまう罠。
2m先の人の声が聞こえません。
まだ燃焼が不安定な状態ですが、現在は改善されています。
途中何回か白煙を噴くのが怖すぎるw
これでコンプレッサー、燃料共に出力50%くらいです。
本体が大きいので、どんどん燃やせちゃいます♪
改良型では更に燃費が極悪になって、5分で500ccを消費するようになりましたw
これでアフターバーナーなんか追加したらどうなってしまうんだw
動画の燃焼が不安定な一番の原因は燃料ポンプの脈動。
流量をボールバルブで制御してるので、絞れば絞るほど脈動がひどくなって、低速域は絶望的です。
まぁ全開にしているうちは問題ないのでこれでいいかなぁと。
本当ならパルセーションダンパでも入れてやりゃある程度は改善しそう。
一番は空気圧で圧送してやることですが、コンプレッサー必要になるし、いまいちスマートじゃないのでパス。
燃焼室の形状を少し変えてやることで、大分安定するようになったのでとりあえずはそのままです。
本当はインジェクションにしたいところ。
イグニッションコイルのために作った点火回路がそのままインジェクターの制御に流用できるので、制御は簡単にできそうな感じ。
問題はインジェクターと燃料ポンプの選定。
一番の理想はノズルが長くて耐熱性のあるジーゼル用のホールノズル。
ただ、噴出圧力が半端じゃないのでガソリン用の燃料ポンプじゃおそらく無理。
ある程度噴出圧力は落とせるけど、霧にならなきゃ意味がないので、駄目だと思う。
耐熱性があって、ノズルが長く、圧力が低めで使えるインジェクターがあればベスト。
コモンレールとかで超高圧に向かっているこの時代に、そんな都合のいいインジェクターなんてねぇよなぁ…
現在の状態。
写真の関係で赤っぽく出てますが、実際はかなり青白いです。
動画と違って完全燃焼に近い状態です。
これで出力80%くらい。
ノズルをつけたおかげが、本体がガタガタ動くようになりました。
流石に推力が出てます。
たぶん本体にキャスターつければ走っていくはずw
もうちょいノズルを絞ってやれば、いいのかもしれないけど、グラーフアイゼン的にはこれくらいの方が派手でいい感じ。
全開後のノズル。
熱でメッキが全部剥がれちゃいましたw
というか溶けないのが不思議なくらい。
スプリングワッシャーが緩んでいるところがミソ。
熱で本体が歪んで全長が何ミリか縮んでます…
動画でも本体側面が真っ赤になっちゃってるし、もっとタフな物にしないとそのうち溶けて穴空きそう。
でも、原理的には外側はそこまで熱くならないはず…
燃焼管と外筒の空間が大きすぎて空気の流速が遅いのかも。
動画では本体後方が真っ赤になっていますが、現在は中央付近が真っ赤です。
燃焼自体は完璧だと思います。
うまく100mmくらいの筒があればいいんですが、なかなか都合のいい筒が売ってません…
使用済みガスケット。
2回オーバーホールで分解していますが、そのままです。
強化したとは言え、画用紙がここまで持ったのは奇跡。
流石にもう交換ですが、分解するまでは気密を保っていました。
次も同じ方式で行きますが、間にFRPを挟んで耐熱性が上がるか試してみます。
動画の撮影後に取り出した燃焼管。
現在はもうすこし改良しています。
これでもかなり焼け的にはいい感じです。
左端が真っ黒なのは、始動時にプロパンガスを使っているからです。
本来ここが真っ黒になるはずはないので、燃焼管の裏側から少しガスが漏れている模様。
まぁプロパンガスのススはしょうがないので、このままです。
溶接しちゃえば完璧なんですが、燃焼管は何本か作って色々試したいので交換できるようにしています。
あと、コンプレッサーのインマニ部分は空気が猛烈に入ってくるので燃焼管の穴も空けていませんが、どうも空けても問題なさげです。
インマニもタービンを積むことを前提にサイド吸気にしたので、ブロワーでいくなら後方吸気にしたいところ。
それはそれでなんか問題が起こりそうな気がしなくもないですが…
とりあえずこんなところー
そろそろ本格的に実験場所を考えないと通報されかねない…